セルライトとは何か? 脂肪細胞について

 

 

美容や健康ということで、よく脂肪を目の敵にする人がいます。たしかにでっぷり太った体よりは、引き締まっている方がいいでしょう。

 

が、ものには「ほど」というものがあります。体脂肪は決して、あってはいけないものではないのです。それどころか、体にとって必要なものです。

 

食事がとれなくなった時のためのエネルギーの蓄えです。また、体温を保持することもできます。さらには外からの物理的な衝撃の防御。つまりクッションの役割も果たしています。

 

この脂肪がたまる細胞は決まっていて、「脂肪細胞」と呼ばれます。実はこの脂肪細胞が厄介なのです。

 

ほかのミネラルやビタミン類ならば、尿にでもして、流してしまえば済みます。が食事で取り込んで余ったエネルギー分は排出できません。体にためこむことになります。

 

このためこむ部分が脂肪細胞なのです。で、この脂肪細胞は単に脂肪を取り込んで膨らむだけではなく、数自体も増えていきます。つまり、いったん太りだすと、体質自体が太りやすくなるのです。

 

で、この脂肪細胞にたまった脂肪を長らく放置すると、脂肪の質が変わってしまいます。脂肪と脂肪や、血液中の老廃物などが混じり合って、固体に近い状態になります。

 

正確には諸説あるのですが、「脂肪細胞同士が癒着している」という考え方もあります。

 

こうなると、「いざ、エネルギーが必要だ」ということになっても取り崩して、エネルギーとして使うことができません。

 

このどうしようもない固体状の脂肪が「セルライト」ということになります。